こころのミニ通信(こころの通信WEB公開バージョン)

   MPSセンターでは、ご契約企業(従業員サポートプランのご契約)の従業員の方が、気軽に読めてちょっとタメになる、メンタルヘルスやセルフケアにまつわるオリジナルコラム「こころの通信」を配信しています。
 こちらのページでは、「こころの通信」に掲載しているサブコラムを、「こころのミニ通信」として公開しています。ぜひ、お気軽にお読み下さい。

≪新型コロナ対策臨時号は「こちら」で公開中です≫

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最新号(2022年12月号)

日常生活のなかで小さな「ポジティブ感情」を見つけよう
 ポジティブ感情の大切さは分かったけれど、毎日忙しくて楽しみな予定を入れられないし、長引くコロナ禍で人と会える機会も減ったし、なかなかそんな感情を感じられる機会はないよ…と思うのも無理はありません。ポジティブ感情は、ネガティブ感情と比べて長続きしにくいため、意識しにくく、つい流してしまいがちなのです。

 だからこそ、日常生活のなかであなたにとってポジティブな感情をもたらしてくれる「小さな瞬間」に注目し、より味わってみましょう。例えば、朝コーヒーを飲む習慣のある方は、次にコーヒーを飲むときに、「口に含んだときに広がる香り」「熱いコーヒーが喉元を流れる感じ」「身体が温まる感じ」など、心地よいと思う瞬間により意識を向け、リラックスを味わってみてください。同僚や家族と他愛のない会話で笑いあっているときに気持ちがほぐれるなと感じるのであれば、その感じをよく味わい、会話を楽しんでください。

 満たされる感覚や、感謝の気持ちなど、いままで意識していなかった気持ちも同時に感じられるかもしれません。

文化が違えば、感情も…
欧米の文化では「幸福感」は「興奮」「うきうき」など覚醒度が高いイメージに近いのに対し、アジア系文化圏では「穏やか」「リラックス」などの覚醒度が低い状態のイメージに近いそうです。また、その文化で重視される感情ほど関連する言葉も多く、日本では「敬愛」「慕う」「畏敬」など尊敬に関する類義語が多いといわれています。心に自然と生じているはずの感情も、ある程度は社会や文化の影響で形作られていると思うとおもしろいですね。参考:武藤世良(2014)「尊敬関連感情概念の構造―日本人大学生の場合―」心理学研究85 (2), 157-167

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